外分泌
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
外分泌とは、分泌のされ方の分類のひとつで、どこに分泌するか?を基準として考えたとき、体外、あるいは体外と直接つながっている場所(つまり、体外に近い意味を持っている場所、口の中(=口腔)をはじめとする消化管の内側など)に分泌すること。外分泌を行う腺を、外分泌腺という。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
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日本語 | 医学 | 外分泌 | がいぶんぴ、がいぶんぴつ |
英語 | exocrine | エクソクライン |
体外や体外とつながっている場所は、皮膚(の表皮)や粘膜などといった、体外と体内との境界がしっかりしている。その場所に何かを分泌するには、外分泌腺は、表皮や粘膜の内部に分泌腺があるか、そうでなければ、別の場所にある分泌腺から、表皮や粘膜を超えて分泌物を送り出す管をもっているか、のどちらかである。そういう管のことを導管という。
カテゴリー: 腺 | 分泌 | 細胞活動