粘膜筋板

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 粘膜筋板とは、消化管の内側の粘膜内にある平滑筋の薄い層のこと。消化管の壁の一番外側には厚い筋層(これも平滑筋)があるが、それとは別。消化管全体の動きとは独立して、粘膜部分だけを動かすのに使われる。

言語表記発音、読み方
日本語医学粘膜筋板ねんまくきんばん
ラテン語・英語lamina muscularis mucosae(ラテン語読み)ラミナ・ムスクラリス・ムコサエ
(英語読み)ミナ・マスキュリス・ミュコゥスィー
muscularis mucosae(ラテン語読み)ムスクラリス・ムコサエ
(英語読み)マスキュリス・ミュコゥスィー

 粘膜は、ふつう一番内側に粘膜上皮が、その外側に粘膜固有層という結合組織の層がある。消化管では更に、粘膜の一番外側に粘膜筋板がある。

カテゴリー: 筋組織 | 粘膜 | 消化管

 
 

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