脂肪滴
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
脂肪滴、または脂質小滴とは、細胞内で脂肪(中性脂肪、トリグリセリドなど)を貯めている細胞小器官。細胞質にあり、膜で囲まれていて,内部は脂肪で満ちている。脂肪細胞の細胞質にはもちろん大きなものが含まれているが、それ以外の細胞でももっているものがある。エネルギー源として貯蔵し代謝を調節したり、ステロイドホルモンの原料のコレステロールをためておいたりする。
用語 | 表記 | 発音、読み方 | |
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日本語 | 医学 | 脂肪滴 | しぼうてき |
脂質小滴 | ししつしょうてき | ||
英語 | lipid droplet * | リピッド・ドロップレット |
* | "droplet" は drop(しずく)+ -let (小さいことを示す語尾) |