細胞小器官
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
細胞小器官とは、細胞の中にあって、他の部分と見分けられる構造をもっていて、何かの機能を果たしているもののこと。
用語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 細胞小器官 | さいぼうしょうきかん |
細胞内小器官 | さいぼうないしょうきかん | ||
オルガネラ | オルガネラ | ||
英語 | organelle(s) * | オーガネル(ズ) | |
cell organelle(s)* | セル・オーガネル(ズ) | ||
ラテン語 | organella * | オルガネラ |
* | "organ" は器官、"-ella" は、小さいことを示す語尾 |
細胞を動物の体全体にたとえて考えたとき、細胞にとって器官に相当するものということで名づけられた。
細胞小器官の例:核、核小体、ミトコンドリア、ゴルジ装置、粗面小胞体、リソソーム、リボゾーム、滑面小胞体、中心体、、他多数。植物細胞では葉緑体も。