下行結腸 のバックアップ(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 下行結腸とは、結腸の途中の部分で、上行結腸横行結腸に続く部分。内容物が下向きに流れるような向きになっているのでこう呼ばれる。

言語表記発音、読み方
日本語医学下行結腸かこうけっちょう
英語descending colonディンディング・ロン
ラテン語colon descendensコロン・ディスケンデンス

 下行結腸は、腹腔の左側を縦に走り、上端で横行結腸とつながり、下端でS状結腸とつながる。

図:下行結腸(前から見たところ) *1
下行結腸(ピンク  )を前から見たところ。下行結腸は大腸の後半で下に向かう(下行する)部分
下行結腸
図:下行結腸(後ろから見たところ) *2
下行結腸(ピンク  )を後ろから見たところ。下行結腸は大腸の後半で下に向かう(下行する)部分。その後,蛇行して直腸につながるまでがS状結腸
下行結腸
図:下行結腸を含む大腸の部分の色分け図(前から見たところ) *3
下行結腸(緑色  )は、大腸に含まれる。大腸は以下の部分に分かれる:上行結腸(ピンク  )、横行結腸(黄色  )、下行結腸(緑色  )、S状結腸(オレンジ色  )、直腸(青色  )、盲腸(水色  )、虫垂(赤色  )。小腸回腸)が大腸とつながる箇所は、上行結腸(ピンク  )と盲腸(水色  )の間(小腸がつながるところよりも下を盲腸(水色  )という)。盲腸(水色  )には細い虫垂(赤色  )が付いているが、前からは隠れて見えない。S状結腸(オレンジ色  )がS字状に見えるのは横から見たとき
S状結腸と大腸の色分け図
図:下行結腸を含む大腸の部分の色分け図(後ろから見たところ) *4
下行結腸(緑色  )は、大腸に含まれる。大腸は以下の部分に分かれる:上行結腸(ピンク  )、横行結腸(黄色  )、下行結腸(緑色  )、S状結腸(オレンジ色  )、直腸(青色  )、盲腸(水色  )、虫垂(赤色  )。小腸回腸)が大腸とつながる箇所は、上行結腸(ピンク  )と盲腸(水色  )の間(小腸がつながるところよりも下を盲腸(水色  )という)。盲腸(水色  )には細い虫垂(赤色  )が付いている。S状結腸(オレンジ色  )がS字状に見えるのは横から見たとき
下行結腸と大腸の部分の色分け図

 下行結腸は、腹腔背側の壁(=後腹壁)にくっついていて、前面や側面だけが腹膜に覆われるので、後腹膜器官に含められる。一方、横行結腸S状結腸は後腹壁から離れ、腹腔内にあるため、まわり全てを腹膜に覆われ、腹壁との間には間膜があるのが異なっている(=腹膜内器官)。

 下行結腸の壁の構造は、それ以外の結腸と同じである。

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*1 Source: BodyParts3D, © ライフサイエンス統合データベースセンター licensed under CC表示 継承2.1 日本 80x15.png
*2 Source: BodyParts3D, © ライフサイエンス統合データベースセンター licensed under CC表示 継承2.1 日本 80x15.png
*3 Source: BodyParts3D, © ライフサイエンス統合データベースセンター licensed under CC表示 継承2.1 日本 80x15.png
*4 Source: BodyParts3D, © ライフサイエンス統合データベースセンター licensed under CC表示 継承2.1 日本 80x15.png
 
 

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