弁 のバックアップ(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 とは、管など、内側が空洞になった場所で、内側に向かって出っぱっている膜状の構造のこと。空洞を途中で区切ることができるような「可動式の仕切り壁」のこと。弁が、開いたり閉じたりすると、中身が通れるようになったり、通れないようになったり、という調節ができる。

言語表記発音、読み方
日本語医学べん
英語valveヴァルヴ

 たいていの場合、中身が一定の方向にだけ流れるような構造になっていて、反対方向に流れようとしたときに自動的に閉まる、つまり、逆流防止のために働いているものが多い。

「~弁」という名前がついている構造

  • 回盲弁(かいもうべん):回腸小腸)と盲腸大腸)の間
  • 三尖弁(さんせんべん)
  • 静脈弁(じょうみゃくべん)
  • 僧帽弁(そうぼうべん)
  • 大動脈弁(だいどうみゃくべん)
  • 動脈弁(どうみゃkyべん)
  • 肺動脈弁(はいどうみゃくべん)
  • 半月弁(はんげつべん)
  • 帆状弁(はんじょうべん)
  • 房室弁(ぼうしつべん)

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カテゴリー: 一般構造 |

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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