黄体 のバックアップ(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2008-10-12 (日) 16:12:46)
- 2 (2008-12-11 (木) 02:40:36)
- 3 (2011-11-04 (金) 00:18:04)
黄体とは、卵巣の中にあって、黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)を分泌する直径1~2 cm 以上ある球状の構造。黄体細胞が集まってできている。排卵後の卵胞が変化してできる。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 黄体 | おうたい |
ラテン語・英語 | 単数 | corpus luteum | (英語読み)コーパス・ルーティアム (ラテン語読み)コルプス・ルテウム |
ラテン語・英語 | 複数 | corpora lutea | (英語読み)コーポラ・ルーティア (ラテン語読み)コルポラ・ルテア |
英語 | yellow body (*1) | イエロー・ボディ |
*1 あまり専門用語っぽい使われ方をしない言葉
通常の卵胞が卵巣の中で成長すると、その中の卵細胞が卵巣外に排卵される。排卵後に卵巣内に残った、卵胞の壁をつくっていた細胞がさらに増殖して変化した細胞(=黄体細胞)からできている。
黄体はいつでも卵巣にあるわけではない。卵巣の中に黄体がある時期は、月経周期の後半(排卵後から月経まで)、妊娠中などの黄体ホルモンが必要な時期だけ。