上眼瞼挙筋 のバックアップ(No.3)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2010-03-11 (木) 09:10:33)
- 2 (2010-03-11 (木) 09:26:38)
- 3 (2010-03-12 (金) 10:03:50)
- 4 (2012-01-04 (水) 18:53:19)
上眼瞼挙筋とは、目を開けている間、上まぶた(上眼瞼)を引っ張りあげている筋。自分の意思で動かすことのできる随意筋で、骨格筋である。眼球のまわりにつく外眼筋に含める。
上眼瞼挙筋は、まぶたのところでは顔の表面近くを走るが、顔面の表情筋ではなく、外眼筋と考える。他の外眼筋と同様に、起始は眼窩の奥で、眼窩の上壁を伝うように走り、眼窩を出た後に上眼瞼の皮下組織にある瞼板(上瞼板)の付近に停止する。また、他の多くの外眼筋とともに、第3脳神経の動眼神経の支配を受ける。
つまり、上眼瞼挙筋はまぶたを真上に持ち上げるのではなく、目の上の奥に向かって引き込むように引っ張っている。
一方、まばたきを起こす筋は表情筋に含まれる眼輪筋。