皮下組織 のバックアップ(No.4)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2009-12-02 (水) 22:08:01)
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皮下組織とは、皮膚の奥(深層)にある疎性結合組織の層。筋や骨などもっと深層にある構造と皮膚とのすき間を埋めている。皮膚はかなり硬くて強い弾力のある層だが、皮下組織はもっとスカスカでやわらかい。脂肪細胞があって、皮下脂肪をつくっているのはこの層なので、人によって厚さがかなり違う。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 皮下組織 | ひかそしき |
英語 | subcutaneous tissue | サブキュテイニアス・ティシュー | |
hypoderm | ハイポダーム | ||
hypodermis | ハイポダーミス | ||
ラテン語 | tela subcutanea | テラ・サブクタネア |
触覚や痛覚などの皮膚の感覚を伝えたり、立毛筋や汗腺の分泌を調節する神経はこの層を通る(=皮神経)。また、皮膚に栄養を供給する血管も通り、特に静脈が多い(=皮静脈)。