内分泌系

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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 内分泌系とは、または内分泌器系とは、器官系のひとつで、ホルモン分泌するのが主な働きとなっている器官(=内分泌器)をまとめて呼ぶときの言い方。内分泌とは、ホルモンなどを体内(血液中)に分泌する方式。

言語表記発音、読み方
日本語医学内分泌系ないぶんぴつけい、ないぶんぴけい
内分泌器系ないぶんぴつきけい、ないぶんぴきけい
英語endocrine systemンドクライン・スィステム

内分泌系の器官

ふつう、内分泌系として扱われる器官

重要なホルモンを分泌するのに、内分泌系として扱われないことがある器官

 ある器官が複数の働きを持っている場合などで、各器官をどれかの器官系1つに分類するときには、内分泌系以外に分類する場合がある

細かいこと

 消化器系呼吸器系などで、それぞれに属する器官が、お互いに密接に関連して全体として機能を担っているのとは異なり、内分泌系の器官は、お互いにきわめて密接に関連するとはいえないため、内分泌器をまとめて呼ぶときに、器官系としては扱わないこともある。

カテゴリー: 器官系 | 内分泌系

 
 

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