rER
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
詳細は、粗面小胞体 の項目にあります
rERとは、rough-surfaced endoplasmic reticulum の略で 粗面小胞体の略語。rough ERと略されるときもある。粗面小胞体は、細胞小器官のひとつで、小胞体(ER)の一種。小胞体は細胞質にたくさんあって、ひとつひとつがひらべったい袋状の構造をしている。このうち、電子顕微鏡でみるとその表面がつぶつぶして見えるのが、この粗面小胞体。小胞体表面のつぶつぶはリボソーム。リボソームがなく、表面がつるりとしているのが滑面小胞体。粗面小胞体は、細胞外に分泌される蛋白質などが合成される場所。
用語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 粗面小胞体 | そめんしょうほうたい |
英語 | rough-surfaced endoplasmic reticulum | ラフ・サーフェスト・エンドプラズミック・レティキュラム | |
granular endoplasmic reticulum | グラニュラー・エンドプラズミック・レティキュラム | ||
略語 | rER | アール・イー・アール | |
rough ER | ラフ・イー・アール |