膵液

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~

 膵液とは、膵臓分泌され、膵管を通って十二指腸に流れ込む消化液

 膵液に含まれる消化酵素には、(炭水化物)を分解するアミラーゼや、タンパク質(ペプチド)を分解するトリプシン、キモトリプシンなど、脂質を分解するリパーゼ、核酸を分解するヌクレアーゼなどがある。膵液によって、様々な栄養素が低分子まで分解されるので、小腸でこれらの栄養素を吸収するのに大きな役割を果たす。また、膵液は重炭酸イオンをたくさん含んだ弱アルカリ性の液体で、から流れてきた酸性の内容物を中性に戻す働きを持つ。

 膵液を分泌する、膵臓外分泌腺の構造は、唾液腺とよく似た腺房からできている。ただし、唾液腺では分泌された唾液から水分を再吸収するが、膵臓では膵液から水分の再吸収をしないので、膵液は唾液のようにどろどろではなく、さらさらで水っぽい。

 
 

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