皮質
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
皮質とは、何かのかたまり(臓器など)の断面を見たときに、中心部に近い部分と表面に近い部分とが、区別可能な異なった構造に分かれているとき、その表面に近い部分を呼ぶときの名前。反対に、中心部に近い方を髄質という。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
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日本語 | 医学 | 皮質 | ひしつ |
英語・ラテン語 | cortex | (英語読み)コーテクス (ラテン語読み)コルテクス |
「~皮質」という呼び方が使われる例 †
上の例では、どの臓器についての話なのかがはっきりわかっていれば、単に皮質とだけ呼ぶことがある。また、脳について話題にしているとき、単に皮質というと大脳皮質のことを指し、小脳皮質のことを皮質とはあまり呼ばない。
その他、臓器が皮質と髄質に分かれているものとして、胸腺などもある。