『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~

 とは、器官(臓器)などをいくつかのかたまり状の部分に分けるときの区切りの呼び方の一種。そのかたまり1つ1つを葉と呼ぶ。

言語表記発音、読み方
日本語医学よう
英語lobe *ーブ
ラテン語単数lobusロブス
複数lobiロービ
* lobe の由来は、ギリシャ語からラテン語になった lobus で、もともとの意味は「耳たぶ」。バスローブ、魔法使いの着るローブなどの「ローブ」は robe で、別の言葉

 葉のほかにも、区切りをあらわす言葉には、などがある。器官によってはそちらが使われる。1つの葉をさらに小さく区切るときには、小葉が使われる。

 葉が器官の区切りとはいっても、葉と葉の間が、どのように区切られているかは、その器官ごとに異なる。例えば、切れ込み(=などとよばれる)が入っていて、外側から葉と葉の境界がはっきりわかる場合もあるし、臓器の外側から見てもわからないが、臓器の断面でみると、臓器を包む結合組織(=被膜など)が臓器の内部まで入り込んでいて(=中隔葉間結合組織)、それが葉の境界となっていることもある。

葉で区切られる器官の例

大脳
前頭葉頭頂葉側頭葉後頭葉
上葉中葉下葉
肝臓
右葉左葉方形葉尾状葉
下垂体
前葉腺葉)、後葉神経葉

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