血球
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
血球とは、血液中に含まれて、血液とともに血管の中を流れる細胞をまとめて呼ぶ言い方。血球には、血液の赤い色のもとになっている赤血球と、普通の細胞のように白っぽい色をした白血球、細胞というより細胞のちぎれた断片の血小板がある。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 血球 | けっきゅう |
英語 | blood cell | ブラッド・セル | |
blood corpuscle | ブラッド・コーパスル | ||
hemocyte | ヘモサイト |
血液は、血漿という液体の中に、多数の血球が散らばって漂っている。
赤血球が赤い色をしているのは、赤血球の細胞質内に含まれているヘモグロビンのため。白血球には、たくさんの種類がある。