紡錘細胞 のバックアップ(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2013-09-04 (水) 22:48:41)
- 2 (2013-09-11 (水) 09:24:17)
- 3 (2013-09-11 (水) 09:24:17)
紡錘細胞とは、形が紡錘形をした細胞の意味。結合組織などにいる線維芽細胞など、紡錘形をした細胞はよくあるが、それらは「紡錘形の細胞」と呼ぶことはあるが、「紡錘細胞」という名前を付けては呼ばない。紡錘細胞という呼び方をするのは、
- 大脳皮質(大脳新皮質)の一番内側の層に多い神経細胞。細胞体が紡錘形をしているように見える。このため、この層を紡錘細胞層(多形細胞層)ということがある
- 腫瘍の一種で、紡錘形をした腫瘍細胞が集まっているので、紡錘細胞癌、紡錘細胞肉腫という種類がある
体から細胞を取り出してシャーレで増やすときには、シャーレのガラス面に貼り付いて増えるタイプの細胞では、細胞は種類によって、紡錘形になるのはむしろ普通。