膝 のバックアップ(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 とは、

  1. 下肢(=あし)の中ほどにある関節のある場所
  2. 下肢にある膝のように、途中で折れ曲がり、カドをつくっている構造のことを、膝と呼ぶことがある。
    → この意味については、膝(しつ)の項目にあります

あしの途中の膝

 とは、下肢(=あし)の中ほどにあり、大腿(=太もも)と下腿(=すね)の間にある関節のあるあたりのこと。

言語表記発音、読み方
日本語医学ひざ、しつ
英語knee
ラテン語・英語genu(ラテン語読み)ゲヌー
(英語読み)ーヌー

 膝にある関節膝関節。膝関節は、大腿大腿骨下腿脛骨膝蓋骨(膝のお皿の骨)がつくる。膝関節の曲がる外側(前面)を膝頭(ひざがしら)、関節の内側(後面)をひかがみと呼ぶ。

 古語では、膝は太もものことをさした。膝枕は実際には"太もも枕"である。

 

カテゴリー: 体の部位 | 下肢 | 大腿 | 下腿

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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