門脈 のバックアップ(No.3)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2010-05-06 (木) 22:41:45)
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- 3 (2018-01-10 (水) 21:55:35)
門脈とは、動脈から毛細血管に分かれたあと、合流して静脈になった血管が、再び毛細血管に分かれるような特殊な接続をしている場合、2つの毛細血管をつなぐ静脈を門脈と呼ぶ。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 門脈 | もんみゃく |
英語 | portal vein | ポータル・ヴェイン | |
ラテン語 | vena portalis | ウェナ・ポルタリス | |
vena portae | ウェナ・ポルタエ |
目次 |
門脈のある場所は体内でごく限られていて、門脈と言えば小腸などから肝臓に流入する肝門脈をさす。視床下部と下垂体をつなぐ下垂体門脈は単に門脈とは呼ばない。
門脈を流れるのは静脈血で酸素をそれほど多く含まないので、門脈はその臓器の機能のための物質輸送を担う機能血管で、酸素を主として供給する栄養血管が別にある。