頚椎 のバックアップ(No.3)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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頚椎とは、または頸椎とは、背骨(脊柱)をつくる椎骨のうち、頚部(首)にあるもの7個の呼び名。脊柱をつくる椎骨全体の中で一番上の7個である。椎骨の中では小型で、首が動かせるようにそれぞれが連結する関節の可動範囲が広いのが特徴。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 頚椎、頸椎* | けいつい |
略語 | C** | スィ― | |
英語 | cervical vertebra | サーヴィカル・ヴァーテブラ | |
ラテン語 | vertebra cervicalis | ウェルテブラ・ケルウィカリス |
* 頚 と 頸 はどちらを使ってもよい。異体字を参照 ** Cは cervical vertebrae の略。第1~第7頚椎を、C1~C7と略すことがある。ただし、脊髄神経の第1~第8頚神経も、C1~C8と略すことがある |
上から順に番号をつけて第1頚椎、第2頚椎… 第7頚椎と呼ぶ。一番上の頚椎(第1頚椎、環椎)は頭蓋の後頭骨と関節をつくり、一番下の頚椎(第7頚椎、隆椎)は胸椎と関節をつくる。特徴的な形をしていて別名があるのもある。第1頚椎=環椎、第2頚椎=軸椎、第7頚椎=隆椎。