中手骨 のバックアップ(No.4)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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中手骨とは、手の甲(=手背)、あるいは手のひら(=手掌)の内部にある骨のこと。片手に5本あり、それぞれの指のつけねと手首との間をつないでいる。手首側では手首の骨(手根骨)と関節を作り、指側では指の骨(指節骨)のうちの一番根元の基節骨との間で関節をつくる。中手骨は長骨で、指節骨よりも長い。中手骨は手の骨の名前だが、これに対応する骨は、足では中足骨と呼ばれる。
5本の中手骨のある場所は、5本の指に対応していて、母指側(橈側)から小指側(尺側)に順に、第1〜第5中手骨と呼ばれる。また、対応する指の名前をつけて、母指の中手骨、示指の中手骨…、小指の中手骨などとも呼ばれる。英語では metacarpal bone I〜Vのようにローマ数字をつけたり、first metacarpal bone、second metacarpal bone、third 〜、fourth 〜、fifth 〜として区別する。ラテン語では、os metacarpi I〜V としたり、os metacarpi primum、os metacarpi secundum、〜 tertum、〜 quartum、〜 quintumとする。
中手骨の構造 †
それぞれの中手骨の先端(遠位端)は、中手骨頭(ちゅうしゅこつとう)と呼ばれ、指の骨(