上腕 のバックアップ(No.1)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
上腕とは、上肢のうち、肩から肘までの部分のこと。ふつう、二の腕と呼ばれる場所。上膊という名前も専門用語っぽいが、こちらはあまり使わない。肘より上の上腕に対して、肘から手首までを前腕という。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 上腕 | じょうわん |
一般 | 二の腕 | にのうで | |
上膊 | じょうはく | ||
英語 | 医学 | arm (*1) | アーム |
一般 | upper arm (*1) | アッパー・アーム | |
ラテン語 | brachium | ブラキウム |
*1 英語での arm は、医学・解剖学用語としては上腕を意味するが、一般的に使うときには、上肢(自由上肢)全体、または上腕と前腕をあわせたものの意味で用いることがふつう。一般的には上腕だけを指すときは、upper をつける
肩から肘までの間には上腕骨があり、上腕骨の両端が肩関節と肘関節を作っている。上腕は上腕骨を囲むように肉がついた場所である。