異体字 のバックアップ(No.1)
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異体字とは、形は違っている別の漢字だが、同じ読み方、同じ意味の漢字のこと。片方が、もう一方の略字であることもある。医学や解剖学で使われる用語には、そういう2つ以上の漢字(異体字など)が使える場合がある。この項目では、このような漢字について解説する。たいていの場合は、どちらの漢字を使っても間違いではない。
注意する点は、ネット検索などコンピュータで検索をするとき。辞書では読み方、意味が同じとされていても、コンピュータ上では別の字として扱われるので、片方の字で検索しても、もう一方の字を使っているページはヒットしない。もれなく検索するには、両方の漢字で検索してみるしかない。さらに難しい漢字の場合、これに、ひらがな表記されている場合も考えて検索しないといけない。
どちらでも問題なく使える異体字の場合 †
すでに一般的によく使われている異体字が何種類かある場合、解剖学ではそのうちのどれを使うのが正しい、というのは決まっておらず、基本的にどちらを使ってもよい。教科書によってどちらの字を採用しているのかが違っていたりすることもある。
本来は異体字ではない別字で代用する場合 †
かつては使われていた本来の漢字が難しかったため、これを避けるため、簡単な別の字で代用するのが広まったという場合がある。代用の字は、見た目や読み方が本来の字になんとなく似ている場合が多いとはいえ、意味が違う別の字なので、本来の意味での異体字ではない。
この場合、医学・解剖学用語として本来の字の方を使うことはあまりない場合がある。一般向けの辞書には本来の字が載っているのに、医学辞典には載っていなかったりする。
新しく作られた略字(異体字)が一般には広まっていない場合 †
医学・解剖学用語のために、新らたな略字が作られたり、一般には使われていないマイナーな略字が使われることになった場合がある。この理由は、上の例と同じで、難しい本来の難しい漢字を避けるための代用であったり、医学・解剖学で初めて出てきた新しい概念を表す字が作られた例もある。
医学、解剖学ではどちらの字も同じようによく使うが、一般に広まっていない漢字の場合、その漢字がコンピュータでは表示できないことが多いため非常に不便。今後使うことが多くなっていくのかどうかは不明。
*1 「焼」の「火」へんを「木」へんにした字
*2 「経」の「糸」へんを「月」(にくづき)にした字
*3 「月」(にくづき)+「斉」
*4 さんずいに「戸」
*1~3はJIS 第2面(=JIS 第4水準)の漢字。これらの字が表示できるのは、Mac OS X または Windows Vista。Windows XP の場合は条件付きで表示される(「Microsoft MS ゴシックおよび MS 明朝 JIS2004 対応フォント」(KB927489、2007年4月公開)を適用したコンピュータのみ)。
*4はJIS第3水準の漢字。旧型のOSでは表示されないかも
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