トライツ靱帯 のバックアップ(No.3)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2009-05-31 (日) 14:34:27)
- 2 (2009-06-17 (水) 09:31:48)
- 3 (2009-06-20 (土) 18:21:42)
- 4 (2010-12-05 (日) 10:32:53)
トライツ靭帯とは、小腸の途中にあって小腸を背中側の壁(後腹壁)につなぎとめている靭帯のような構造。十二指腸と空腸の境界にある。十二指腸をささえているので。十二指腸提靭帯とも呼ばれる。また、靭帯の結合組織に平滑筋が含まれていて、トライツ筋、十二指腸提筋ともいう。 小腸は、十二指腸だけが後腹壁に固定されている後腹膜器官で、そのあとの空腸、回腸は後腹壁から離れる。トライツ靭帯は、十二指腸と空腸の境界で腸が前方に出てくる折れ曲がりの部位(十二指腸空腸曲)で十二指腸を後腹壁に固定している。