頭蓋 のバックアップ(No.4)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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関連する内容が、頭蓋骨の項目にあります
頭骨でこの項目を参照しています
頭蓋とは、頭の骨全体でできている骨格のこと。脳や眼、鼻、口、耳など頭部の器官を守っている。数多くの骨が集まってできていて、頭蓋を作っているひとつひとつの骨をまとめて頭蓋骨と呼ぶ。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 頭蓋骨 * | とうがい、ずがい ** |
英語・ラテン語 | cranium *** | (英語読み)クレイニアム (ラテン語読み)クラニウム | |
英語 | skull | スカル | |
形容 | cranial † | クレイニアル |
* | 「がい」の漢字は「蓋」で、「骸」ではない(頭の蓋(ふた)の意味で、「頭の骸骨」ではない) |
** | 読み方は、「とうがい」「ずがい」両方可能だが、「とうがい」と読むことが多い |
*** | cranium は、頭蓋全体ではなく、脳頭蓋をさすこともある |
† | cranial は「頭蓋の~」の他にも、「頭部の~」の意味もある |
頭蓋は2つに分けられ、中に脳が入っている囲いをつくっている部分を脳頭蓋(神経頭蓋)、顔をつくって顔の器官を守る部分を顔面頭蓋(内臓頭蓋)という。これにあわせて、頭蓋骨のうち、脳頭蓋つくる骨を狭い意味での頭蓋骨、顔面頭蓋を作る骨を顔面骨という。
- 日常使う言葉としての「頭蓋骨」(ずがいこつ)といえば、解剖学では「頭蓋」のことをさす。日常の言葉で「頭蓋骨」(ずがいこつ)とは、頭蓋を構成する1つ1つの頭蓋骨のことではなく頭部の骨格全体のことなので。
- 脳頭蓋の内部にある、脳が入っている空洞を頭蓋腔という。