眼
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
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日本語 | 医学 | 眼 | め、がん |
目 | め | ||
英語 | eye | アイ | |
ラテン語 | oculus | (英語読み)オキュラス (ラテン語読み)オクルス |
眼とは、または、目とは、動物の感覚器のひとつで、外界の光の情報をとらえて、脳などの神経系に伝える器官。
光情報を神経の興奮の情報に変化させる変換器のはたらきをしている。また、眼のうち、顔から見える部分は、顔の表情を作るための、重要な要素になっている。
眼球 †
ヒトなどの脊椎動物の眼は、眼球というボールのような形のものが中心となっている。光は透明なレンズ(水晶体)を通して眼球の内部に入り込み、内部の網膜に並んでいる、光が当たると興奮する細胞(=光受容細胞)にまで届くようになっている。 詳細は眼球の項目へ。
眼球の外側にあるもの †
- 眼球の外側には、眼球を動かす筋肉(=外眼筋または眼筋)、まぶた(=眼瞼、がんけん)とその裏側の結膜などがある。
- 眼球や外眼筋は、全体として、眼窩と呼ばれる頭蓋骨にできた深いくぼみに収まっている。
- 眼球の後ろからは視神経が出て、視神経は眼窩の奥の穴(=視神経管)から頭蓋腔に入り、脳へとつながる。
- また、眼球にくる動脈(=眼動脈)は、同じ穴、視神経管から入ってくる。