膝蓋骨 のバックアップ(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

膝の皿でこの項目を参照しています

 膝蓋骨とは、いわゆる膝の皿のこと。の前面にあり、膝関節をつくるのひとつ。大腿四頭筋の中に埋まっていて、種子骨に分類される。

 膝蓋骨は平べったい円盤状ので、直径が数cm。種子骨には数mmの骨が多いので、種子骨としては例外的に大きい。膝蓋骨の後面は大腿骨膝蓋面と接して関節をつくる。

 大腿前面にある大腿四頭筋から下方に伸びるの中にある。大腿四頭筋の腱は、一部が膝蓋骨で終わり、残りは下腿までのびて脛骨の前面の脛骨粗面に終わる。膝蓋骨と脛骨粗面をつなぐ腱の部分を膝蓋靭帯という。膝蓋靭帯は膝蓋腱とも呼び、膝蓋腱反射で有名。

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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