主細胞

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 主細胞とは、いろいろな器官で名付けられている細胞の名前。同じ細胞がいろいろな器官にいるわけではなく、同じ名前の別の細胞。大抵の場合、その器官(部位)で最もたくさんあり、主な働きをになっている細胞なのでそう呼ばれる。

目次
 

主細胞の例

胃の主細胞

 主細胞とは、胃粘膜胃腺固有胃腺胃底腺)にある。胃腺の上皮には頸部粘液細胞・壁細胞・主細胞などの細胞がいるが、そのうち、胃の消化酵素ペプシン)の前駆体であるペプシノーゲン分泌する細胞。主細胞は、管状で細長い胃腺の腺底部に多い。

言語表記発音、読み方
日本語医学(胃の)主細胞しゅさいぼう
英語chief cellーフ・

 胃腺には主細胞以外に、塩酸分泌する壁細胞もいて、主細胞から分泌されたペプシノーゲンは塩酸により活性化されてペプシンになる。

カテゴリー: 腹部 | 消化器系 | 消化管 | | 細胞

副甲状腺(上皮小体)の主細胞

 副甲状腺上皮小体)の主細胞とは、副甲状腺でもっとも多い細胞で、副甲状腺ホルモン(パラトルモン、パラソルモン)を分泌する細胞。

言語表記発音、読み方
日本語医学(副甲状腺の)主細胞しゅさいぼう
英語principal cellンスィパル・セル

カテゴリー: 頭頚部 | 内分泌系 | 細胞

精巣上体、精管の主細胞

 精巣上体(副睾丸)や精管主細胞とは、精巣上体の精巣上体管やその後に続く精管上皮をつくっている細胞多列円柱上皮円柱細胞で、内腔に面した表面には、不動毛と呼ばれる長い微絨毛が生えている。

言語表記発音、読み方
日本語医学(精巣上体管、精管の)主細胞しゅさいぼう
英語principal cellンスィパル・

カテゴリー: 腹部 | 生殖器系 | 男性生殖器系 | 細胞

 
 

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