脂肪組織

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~

脂肪でこの項目を参照しています

  脂肪組織とは、体の脂肪をつくる組織疎性結合組織線維が少なく、いろいろな細胞が散らばるタイプの結合組織)の特殊な形のひとつで、脂肪細胞という細胞内に脂肪分を蓄積する細胞が多量に含まれる。また、脂肪細胞からは代謝を調節するたくさんの種類のホルモンなどが分泌される(例 レプチン)。

言語表記発音、読み方
日本語医学脂肪組織しぼうそしき
英語adipose tissueディポウズ・ティシュー
fat tissueファット・ティシュー

脂肪組織の分類

白色脂肪と褐色脂肪

 体内の場所や動物の種類によって、ふつうの脂肪組織とはまったく異なる褐色脂肪という脂肪組織がある。これは褐色脂肪細胞という、普通の脂肪細胞とはかなり性質の違う細胞からできる。普通の脂肪組織の役割は、余った栄養分を蓄積するのに対し、褐色脂肪は寒いときに熱を発生させて、体を守るのが得意。褐色脂肪に対して、ふつうの脂肪組織を白色脂肪とも呼ぶ。

皮下脂肪と内臓脂肪

 体内で存在する場所による分類。皮下組織にあるのが皮下脂肪内臓周囲にあるのが内臓脂肪。内臓脂肪のほうが皮下脂肪よりも、蓄積された脂肪分を簡単に使いやすいようになっている。

カテゴリー: 結合組織 | 組織分類

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
 どのページにでも自由にリンクしてください。でも、このサイトの文を他の場所に転載(コピー・ペースト)しないでください(コピーした内容に間違いがあったとき、その間違いはその後このサイト上では誰かに修正されるかもしれませんが、あなたがコピーした先では間違ったまま残ってしまいます)。