子宮 のバックアップ(No.1)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2008-10-12 (日) 16:54:15)
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子宮とは、女性生殖器系の器官のひとつ。袋状の器官で、内部に空洞(子宮腔)があり、壁は厚い筋肉(平滑筋)でできている。妊娠のときに、胎児の入れ物になる器官。下腹部の骨盤の内部にあり、腟(=膣)の上部に続いている。その位置は、膀胱よりも後ろ側(背側)で、直腸よりも前側(腹側)。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 子宮 | しきゅう |
英語・ラテン語 | uterus | (英語読み)ユーテラス (ラテン語読み)ウテルス | |
英語 | 形容 | uterine | ユーテライン |
内側にはせまい空間(子宮腔)があり、まわりのかべは、子宮腔に面した内側に粘膜があり、その外側に厚い筋層がある。子宮の粘膜のことを、特別に子宮内膜と呼ぶ。子宮内膜に受精卵が着床し、胎児が育ち始めると、それにあわせて壁の筋層がどんどんのびて、子宮も大きくなっていく。
女性の月経は、ホルモンの影響で子宮内膜が定期的にはがれ落ちる現象である。子宮内膜は受精卵が着床するときに、最高の状態になるように、月に一度、新しく作り直される。