門脈 のバックアップ(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2010-05-06 (木) 22:41:45)
- 2 (2010-05-07 (金) 22:06:24)
- 3 (2018-01-10 (水) 21:55:35)
門脈とは、動脈から毛細血管に分かれたあと、合流して静脈になった血管が、再び毛細血管に分かれるような特殊な接続をしている場合、2つの毛細血管をつなぐ静脈を門脈と呼ぶ。
門脈のある場所は体内でごく限られていて、門脈と言えば小腸などから肝臓に流入する肝門脈をさす。視床下部と下垂体をつなぐ下垂体門脈は単に門脈とは呼ばない。
門脈を流れるのは静脈血で酸素をそれほど多く含まないので、門脈はその臓器の機能のための物質輸送を担う機能血管で、酸素を主として供給する栄養血管が別にある。