大腰筋 のバックアップ(No.3)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2013-10-12 (土) 09:38:49)
- 2 (2013-10-12 (土) 14:57:33)
- 3 (2018-01-10 (水) 21:55:04)
- 4 (2019-05-02 (木) 12:27:56)
大腰筋とは、背骨(脊柱)と大腿骨をつないで、大腿を前方に引き上げ、股関節を屈曲する働きをする筋(股関節の屈筋)のひとつ。となりにある小腰筋、腸骨筋とまとめて、腸腰筋と呼ばれる。歩いたり走ったりするときに、足を前に上げるのに重要な筋なので、これが弱ると足があまり大きく上がらず、つまづきやすくなる。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 大腰筋 | だいようきん |
英語 | greater psoas muscle | グレイター・ソーアス・マッスル | |
psoas major (muscle) | ソーアス・メイジャー(・マッスル) | ||
ラテン語 | musculus psoas major | ムスクルス・プソアス・マヨール |
大腰筋の起始は脊柱のうち、第12胸椎から第5腰椎までから起こり、筋の上半分は骨盤内を通る。鼠径部の筋裂孔を通って大腿の前面に出て、最後は大腿骨の小転子に停止する。大腰筋の運動は、腰神経叢に支配される。上部は腰神経叢からの枝で、下部は同じく腰神経叢由来の大腿神経支配。
外腹斜筋とは、おなかのかべ(腹壁)にある筋肉(腹壁筋、一般にいう腹筋)のうち、わき腹(側腹部)にある何層かの筋のうちの一番表面側にある筋のこと。外腹斜筋は、側腹部の上部、わきの下の近くからはじまり、腹部前面から鼠径部、腰骨(腸骨)のあたりまで広い部分へ向けて斜めに走る筋。