リンパ系 のバックアップ(No.1)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2008-11-11 (火) 12:33:23)
- 2 (2018-01-10 (水) 21:54:48)
リンパ系とは、器官系のひとつで、免疫に関係するリンパ球が作り出され、増殖・分化する器官や、リンパ管のリンパ液(リンパ)の流れなどに関連した器官をまとめて呼ぶときの言い方。免疫系というのも近い意味。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | リンパ系 | リンパけい |
英語 | lymphatic system | リンファティック・スィステム |
リンパ系に属する器官には、リンパ管、リンパ節、扁桃、脾臓、骨髄(赤色骨髄)、胸腺など。これ以外にも、体内の多くの器官では、器官の内部にリンパ小節やリンパ球が集まったところ(=リンパ系組織)がある。
リンパ系は、もっと大きい区分けである循環器系の中に含まれる。リンパ管は血管の構造と似ており、リンパ液は血液に合流するし、リンパ球も血球の一種である。