角化重層扁平上皮 のバックアップ(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2012-04-17 (火) 16:17:43)
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関連する内容が、重層扁平上皮の項目にあります。
角化重層扁平上皮とは、重層扁平上皮のうち、一番表層に死んでかたくなった 細胞層があるタイプのこと。この層を角化層、角質層という。この層があるととくに乾燥に強く、また、構造的にも壊れにくくなる。
体の中の角化重層扁平上皮で、最も厚い角質層があるのは皮膚の表皮。表皮の角質層の厚さは皮膚の場所によって大きな違いがある。皮膚以外では、口唇や肛門など、皮膚とそれ以外の構造の移行部では弱く角質化している。また、食道の内側(粘膜)の上皮や、腟の粘膜の上皮などもごく弱く角質化している。