角化重層扁平上皮 のバックアップ(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

関連する内容が、重層扁平上皮の項目にあります。

 角化重層扁平上皮とは、重層扁平上皮のうち、一番表層に死んでかたくなった 細胞層があるタイプのこと。この層を角化層角質層という。この層があるととくに乾燥に強く、また、構造的にも壊れにくくなる。

体の中の角化重層扁平上皮で、最も厚い角質層があるのは皮膚表皮。表皮の角質層の厚さは皮膚の場所によって大きな違いがある。皮膚以外では、口唇肛門など、皮膚とそれ以外の構造の移行部では弱く角質化している。また、食道の内側(粘膜)の上皮や、の粘膜の上皮などもごく弱く角質化している。

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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