胸鎖乳突筋 のバックアップ(No.1)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2021-08-10 (火) 19:01:22)
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胸鎖乳突筋とは、首(頚部)の左右(側頚部)に1対ある筋。胸骨と鎖骨から起こり、頚部の側面を斜め上後方に、耳の後ろ(側頭骨の後部にある乳様突起や周辺)まで走る。表層にあるので収縮するとこの筋がすじ状にもりあがる。働きは、片方の胸鎖乳突筋が収縮するとその方向に首を傾ける働きがある。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 胸鎖乳突筋 * | きょうさにゅうとつきん |
英語 | sternocleidomastoid (muscle) * | スターノ-クライド-マストイド(・マッスル) | |
ラテン語 | musculus sternocleidomastoideus * | ムスクルス・ステルノ-クレイド-マストイデウス |
* | sterno- は胸骨 sernus の連結形、cleido- は(鎖骨 clavicle とは異なるが)鎖骨の、の意味の連結系、mastoid は乳様突起のこと |
神経と血管 †
第11脳神経の副神経と頚神経叢(第1~4頚神経前枝)の二重支配を受ける。