喉頭 のバックアップ(No.3)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

のどでこの項目を参照しています

 喉頭とは、いわゆる「のど」の一部。咽頭気管をつないでいる箇所のことで、にいく空気だけが通る。気道の一部で、呼吸器系に属する。また、声門声帯があり、声を出す(発声)のに大事な場所でもある。

言語表記発音、読み方
日本語医学喉頭こうとう
ラテン語、英語
(ギリシャ語由来)
larynxリンクス
 喉頭の の字は間違いやすい。口へんに ではなく、口へんに である。縦棒が一本違う

 の中(=口腔)の奥には咽頭がつながっている。咽頭は口から飲み込んだ食べ物とから吸い込まれた空気が両方とも通る場所。この咽頭の下部は下向きの2つの道に分かれていて、喉頭と食道につながっている。体の前方、のどぼとけのところにあるのが喉頭で、その後方(深層)に食道。食べ物は咽頭から食道へと進むのに対し、空気は咽頭から喉頭、気管、肺へと進む。

 喉頭には声門声帯があり、声を出す(発声)のに大事な場所。ここにある筋はや喉頭の粘膜の感覚は、第10脳神経迷走神経支配。

カテゴリー: 頭頚部 | 器官 | 呼吸器系

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
 どのページにでも自由にリンクしてください。でも、このサイトの文を他の場所に転載(コピー・ペースト)しないでください(コピーした内容に間違いがあったとき、その間違いはその後このサイト上では誰かに修正されるかもしれませんが、あなたがコピーした先では間違ったまま残ってしまいます)。