外旋 のバックアップ(No.4)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2010-01-30 (土) 23:37:00)
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外旋とは、回旋の動きのひとつ。回旋とは上肢や下肢などの運動の種類のひとつで、位置を変えずにその場で回す動き。外旋で回す向きは右上肢、右下肢では右まわり、左側では左まわり。逆回転は内旋。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 外旋 | がいせん |
英語 | lateral rotation | ラテラル・ローテイション | |
external rotation | エクスターナル・ローテイション |
上肢、下肢では、いま内側を向いている部分を前方に向けるような動きともいえる。上肢、下肢が外旋できるのは、外旋できる関節があるから。これは肩関節と股関節。どちらも球関節なので可能。肘関節、膝関節、手首、足首などではこの動きはほとんどできない。手首が回るのは、前腕で橈骨と尺骨の間がねじれるためで、これは回外、回内という別の動き。
眼球の動きでも外旋と呼ぶ回転の向きがある。