中手骨 のバックアップ(No.3)
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- 1 (2008-08-26 (火) 01:17:11)
- 2 (2009-01-17 (土) 22:28:00)
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- 4 (2010-06-05 (土) 14:06:05)
- 5 (2010-06-05 (土) 14:06:05)
中手骨とは、手の甲(=手背)、あるいは手のひら(=手掌)の内部にある骨のこと。片手に5本あり、それぞれの指のつけねと手首との間をつないでいる。手首側では手首の骨(手根骨)と関節を作り、指側では指の骨(指節骨)のうちの一番根元の基節骨との間で関節をつくる。中手骨は長骨で、指節骨よりも長い。中手骨は手の骨の名前だが、これに対応する骨は、足では中足骨と呼ばれる。
5本の中手骨のある場所は、5本の指に対応していて、母指側(橈側)から小指側(尺側)に順に、第1~第5中手骨と呼ばれる。また、対応する指の名前をつけて、母指の中手骨、示指の中手骨…、小指の中手骨などとも呼ばれる。英語では metacarpal bone I~Vのようにローマ数字をつけたり、first metacarpal bone、second metacarpal bone、third ~、fourth ~、fifth ~として区別する。ラテン語では、os metacarpi I~V としたり、os metacarpi primum、os metacarpi secundum、~ tertum、~ quartum、~ quintumとする。
中手骨の構造 †
それぞれの中手骨の先端(遠位端)は、中手骨頭(ちゅうしゅこつとう)と呼ばれ、指の骨(指節骨のうちの基節骨)と関節(中手指節関節、MP関節またはMCP関節と略される)をつくっている。手首側の端(近位端)は中手骨底(ちゅうしゅこつてい)と呼ばれ、手首の骨(手根骨)と関節(手根中手関節)を作る。
第1中手骨以外では、横に隣り合う中手骨どうしが、中手骨底の付近で関節を作っている。これを中手骨間関節という。