肋骨 のバックアップ(No.3)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

あばら骨でこの項目を参照しています

 肋骨とは、あばら骨とも呼ばれる胸部胸骨胸椎とともに胸郭をつくり、胸の内臓を守っている。全部で12対(24本)あり、上から第1肋骨〜第12肋骨という名前がついている。

言語表記発音、読み方
日本語医学肋骨ろっこつ
肋硬骨*ろくこうこつ
一般あばら骨(肋骨)あばらぼね
英語rib
ラテン語・英語costa**スタ
ラテン語os costaleオス・コスターレ
* ふだんは使わない言い方。肋軟骨を含まないことを強調するときなどに使う
** 複数形は costae

 形の分類では長骨で、1本の肋骨の形は胸郭に沿って弓状にカーブする。体の後部では胸部の背骨胸椎)と関節をつくり、前部では肋軟骨とつながる。左右の肋軟骨は中央部(正中)にある胸骨につながる。ただし、第11、第12肋骨の肋軟骨は短く、胸骨とつながらない。

カテゴリー: 運動器系 | 骨格系 | | 胸部

 
 

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