外旋 のバックアップ(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 外旋とは、上肢下肢眼球などの運動の種類のひとつで、位置を変えずにその場で回す動き。回す向きは右の上肢、下肢、眼球では右まわり、左側では左まわり。逆回転は内旋

 上肢下肢では、いま内側を向いている部分を前方に向けるような動きともいえる。上肢、下肢が外旋できるのは、外旋できる関節があるから。これは肩関節股関節。どちらも球関節なので可能。肘関節膝関節手首足首などではこの動きはほとんどできない。手首が回るのは、前腕橈骨尺骨の間がねじれるためで、これは回外回内という別の動き。

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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