乳腺 のバックアップ(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 乳腺(にゅうせん)とは、乳汁(母乳)を分泌する外分泌腺で、胸部前面の皮下組織皮膚の間)にある器官。男にも女にもあるが、女で特によく発達し、乳腺を包むように厚くなった皮下脂肪とともに乳房の盛り上がりをつくる。乳腺はホルモンの影響を強く受け、妊娠するとが発達し、分娩すると乳汁の分泌が盛んになる。

 乳腺は、皮膚腺皮膚にある外分泌腺)の一種で、汗腺が変化してできたものといわれている。器官としての乳腺は、外皮系(皮膚)にも含まれ、女性生殖器系にも含まれる。

乳腺に関係する用語

乳頭乳輪乳管乳管洞乳腺葉

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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